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アガベイヌリン

日本名では「龍舌蘭(リュウゼツラン)」と言います。その形からサボテン科の植物と混同されがちですが、正しくはリュウゼツラン科アガベ属の多肉植物で、一言でアガベ(龍舌蘭)と言っても約274種もの種類が存在します。

 
メキシコを代表するお酒、テキーラも、このアガベ(龍舌蘭)を原料としています。

メキシコの乾燥した土地が主な生息地で、灼熱の太陽のもと堂々たる存在感で、6~7年もの長い年月をかけて力強く育ちます。そんなアガベはメキシコのシンボルであり、文化そのものと言っても過言ではありません。
衣食住を通して、数千年もの長きに渡ってメキシコの人々の暮らしに根付いています。

 
アガベイヌリンとは(天然の水溶性食物繊維)

「イヌリン」は、テキーラの原料植物『ブルーアガベ』に含まれる天然の水溶性食物繊維です。チコリ、芋菊も「イヌリン」を含みますが、純度の高い天然にイヌリンを持つのは、アガベ以外にありません。
生活習慣病予防効果を持つ新機能素材として注目されており、欧州・北アフリカでは古くから食され、糖尿病予防に貢献しています。

 
特徴

・アガベイヌリン(3-180糖)は、非常に水に溶けやすく、室温で1gの水があれば3g以上のアガベイヌリンを溶かすことができます。
 
この驚くほどの溶解性はアガベイヌリン特融の分岐鎖構造にあります。
 

 
一般的によく知られているイヌリンは直鎖の為、溶解度が低いのですが、
アガベイヌリンは分鎖構造を持つため、異常とも言えるほどの高い溶解性を持ちます。
 
直鎖のイヌリンと比べると、実に20倍以上水によく溶け、まあ、分鎖構造が水分子を抱えて離さない為、大きな保水性も合わせ持っています。

 
一般に販売されている難消化性デキストリンとアガベイヌリンの溶解度の違い


同じ条件の氷水にそれぞれの原料を入れ撹拌させた所、アガベイヌリンは完全に溶解しのに対し、難消化性デキストリンは溶けきらず、コップの底に沈殿してしまっている。
 

  • 整腸作用・善玉菌増加:イヌリンは、水溶性食物繊維として、小腸では消化されず大腸まで届きビフィズス菌のような腸内善玉菌を増殖させ(プレバイオティクス)、悪玉菌の繁殖を抑えて、腸の調子を整え、便秘などを改善します。

 
 
  • カルシウム等、ミネラルの吸収を促進:食物繊維は一般に、カルシウムなどミネラルの吸収を阻害するものが多いのですが、アガベイヌリンはミネラルの吸収を高める事が、ヒト試験により大阪一律大学医学部の小池達也先生により確認されています。

 詳しくは下記資料をダウンロードしてください。